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淋しいと死んじゃうんだそうな。 次はどこへ行こう。
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名残惜しさでもなければ、手切れでもない。
ただただそうするのが流儀であるかのように。
自分に嵌められたその拘束を眠る彼女に移すのだ。

流れる水量が多すぎて、川の端々まで見渡せてない感じ。
そうしてるうちに、きっと底は深くえぐれて。
自分の見る世界は上滑りするばかり。
そう、報せを見てもできることは変わらない。
潜るでも飛ぶでもなく、立って流れを受けない限りは。
立つことを耐えることと捉えてくれたのは誰だったかね。

眠りを妨げるような無粋なことはしません。
ただ、情が移ったのか愛おしかったのか。
あるいは温度に触れたかっただけなのか。
不思議と慣れた手つきで、印を残すのだ。

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浜辺の砂上に描かれた、一人の男の立ち姿。
寄せ来る波に撫でられて、憐れ半身どこへやら。
継ぎ足し描かれた新たな脚は、元のそれとは異形のものに。
波が来るたび消えては描かれ、いつしか男は神様のよう。
そうやってきっと、波の後に神話が出来る。

迂闊な混乱や至らぬ手配で、なんだか誉めづらい黄金連休。
冷えて吹かれて縮まって、後悔なしでどこまでやれるやら。
もうちょっと、奉公期間は続きます。

浜辺の砂上に描かれた、一人の男の立ち姿。
吹き付ける風が平たく均し、憐れ半身どこへやら。
継ぎ足し描かれた新たな腕は、当たり前とは言えない不自然。
風が吹くたび消えては描かれ、いつしか男は怪物のよう。
そうやってきっと、風の後にも神話が出来る。

役目も荷物も気持ちも水も、有形無形に嵩を増す。
吐き出し掻き出しもできないまま、倉入ればかりの雑然管理。
自由に引き取りにいくようで、その実どこにも去れなくなるばかり。
物持つ経営は、息詰まり行く。

連休くらいは楽しく。
そう思いながら、綺麗に手放しきれないまま。
心苦しさ感じてみても、今更どうにもならないので。
自責の念で救われた気にならず、呆け倒してみましょうか。
偽悪的にも、なれるものやら。

手を繋いで輪になったくらいで、世界は狭いと言わないで。
繋いだ手とは逆の手に、何を握るのかも知らないのだから。

じわりじわりと良くなっている右側の羽。
ひたりひたりと悪くなっていく左側の羽。
変化したって局面が転じる訳でもない、鼬ごっこを定めに背負い。
期待して待つのも悲観して臥すのも、どちらも変わらぬ翼のない人なので。

飽きてる割には、不安に感じてる。
飽きてるから手を抜くし、わからないから不安。
欠落ロジックの惰弱を、ちゃんと叱られてみたいと思いつつ。
それができるのは誰あろう自分しかいないんじゃないの?
まずは整理、そして整頓なんだろうね。

後は歩くか博打を打つか。
所詮もとから博徒のように期待してた身だもの。
やることやりつつ、奇跡待ち。

流れの中で岩にしがみ、両の手足で水を掻く。
愛別離苦を避けたければ、とるべきあり方はただそれだけ。
それでもなお悠然と川上に進むものにだけ、ようやく別れの哀しさを。

思考が何にも行き着かない。
感性が何にも触れ交わさない。
甘えてるだけなんだと、わかってる。
わかってることだけ、わかってる。
芽吹く春は来てくれてるのによ。

止まっているなら、全力で止まれ。
でなきゃ、足下つるり掬われる。

整わない息に震える体。
走り巡った対価を、全身でつけ払いするように。

終わってみれば請われた役割と違う任務を任され必死で務める休日。
自分の存在承認に躍起になるのは止めるなんて、あの時言うには早すぎたかな。
いいやきっと、口で言うより好きなだけ。
結果的には裏のまた裏話かもね。

脈動は早鐘のごとく。
飛び出す勢いを筋道に抑えられ。
ぐるりぐるりと廻る繰り返し。
いつか止まって響かなくなるまでの音源装置。

土の汚れにも朽ちる穢れにも。
転がり身を投げ出すことが嫌なもので。
だからこの憂き世から浮いてやってるのさ。

道は潰されるし、育つ地雷はばら撒きっぱなしだしで、進める足場が見つからない。
はやばやと頭をぶつけて穴を踏み抜いて、血路を拓いたほうがいいのはわかってる。
五体綺麗でなんて理想、今となっては遅いんだと理解しなければ。
突風吹いて手足どころか全身持ってかれるぞ。

物腰柔らかくても膝は折れない地に着かない。
その剛き脚は、泥沼の中を進んだ証。
汚したくなきゃ、汚れてくるしかない。

鎮痛剤を打つ度に体が弱り脆くなっていく。
そのくせ見られる幻覚は、甘美なものではなくなっていって。
いつかきっと、恐ろしい言葉を吐いてしまうだろう。

閉じるにも開くにも、触れるにも離すにも、すべて微妙なタイミング。
しばらく経ったら、禊が済んだら、そしたらちょっと鍛え直そう。
今は操立てしてるつもりで、縮こまっていたいもので。

もっと強い薬で、体も心も壊してちょうだい。
そんな間違いを希むことを、遠避けるために二手三手。
碁石を握るまでは、せめて惰弱に避けるようにならないといいな。

たまきわる世を発つ人の先導に。
灰の薫風一陣靡く。

意志薄弱で無為無力の実感値向上中。
あれやこれやといい顔をして、結局いずれも片手落ち。
土壇場でキャンセルと、何が違うのやら。
期待するなら最後まで、妥協するなら早いうち。
それが難しいんだけどね。

空を自由に飛びたいな。
いざ飛んだなら、どれだけ不安になるかの想像力が足りないから、そう言えるんだ。
そう言われても想像のつかないところに逃げたい気持ちは消せやしない。
だから、人は飛ぶんだよ。

寒くなるほどに身動きはとれず。
身動きがないから暖には辿り着けず。
セーフティネットに期待するのは、いけないことかね。

いろんなところから、単調な生活の先に置くゴールを持ち込んで誘ってもらって。
それでもなお、日々空虚になっていくように感じてしまうのだとすれば。
ゆるゆると、自分に絶望しているのだろう。
自分の感受性くらい、自分で守れとさ。

去年の冬はどう越したっけ?
一番暖かかった冬はいつだっけ?
思い出すだけじゃなく、それに自ら張り合っていくように。
手足を巻き込まれるか、一人でも胸を張るかだ。

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