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淋しいと死んじゃうんだそうな。 次はどこへ行こう。
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叶わないと知っている夢を追いかけ続ける。
その姿勢を咎めて取り上げて、どうしたいの?
叶うだなんて裏切りをしない絶望的な信頼感に守られて。
それでようやく、動けているというのに。

変化に乏しい日々の中でこそ、いつの間にかどこかで変化していたことを節々に感じる。
こんなにも暑苦しく語るのが楽しかったっけ。
こんなにも人の目を気にすることなく立っていられたっけ。
こんなにも無為であることを受け入れられたっけ。
良くも悪くも、普遍の概念じゃいられない。
かたちあるものなんだもの。

きっといつか。
そんな希望的観測を吐く度々、先伸ばした感覚に救われる。
未来の自分に頭を下げながら、それでも未来の自分も受け止めまいとどこかで期待してる。
叶って追い詰められたら、その時苦しめ。

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斜めに生えてしまった竹は、皹が入るや自分の重みで折れ倒れる。
巻き付く蔦を持たないからには、どこにも依らずに伸びるだけ。
重さをいなす頼り方なんて、知らずにここまで来たのだから。
傾ぐことなど、許さない。

動かされるなら今かなと、期待と覚悟してた割には音沙汰なし。
どころか飛び立ちにくい重石まで自分でつけちゃって。
また、少しずつ後倒し。

皹が拡がると分かっているから、体を斜めに倒せもしない。
それゆえのまっすぐを、強さだなんて呼ぶのだけは止めてくれ。
その言葉すらあげられないから、竹は日がな天を目指す。

女神が与えた運命の下で、大人しく賽を振って歩んで。
そんな世界観を受け入れるには、ちょっと早すぎたんじゃないか。

考えることも片付けることもしないまま、もうこんな時間。
でも一つ、決意したことには。
これから半年の、身の振り方。
流されてなんか、やらないんだから。

子供のように振る舞うことを、子供のうちからできていたなら。
今の自分は、身形に似合わぬちぐはぐな治療を必要としなかっただろうに。
そんなたられば垂れ流す前に、今の自分とやらを教えてよ。

自分は冷静だ、とおちゃらけ混じりに言って見せて。
ちゃんと自分を見ろと返されたときのような。
意地の悪い試しをして悪かったね。
でも試みも見えてない奴に、説教されるのは沢山だよ。

謙遜でもなんでもなく、年々仕事ができなくなってきてる。
それはもう、自分で許せないくらいに物事を為せてない。
信用に餓えて、それを目指して自分を切り売りするのが大きな動力だけど。
空腹が満たされたら、あとはもう安寧気取りってか。
常に物足りなくなきゃ、餓えて死ぬわ。

疑ってかかることは、深く知ろうとする愛。
信じることは、後はもう興味を失くした突き放し。
意図と行動は思ってるよりあべこべになるのだから。
不遇に悦び僥倖に怯えて生きるのも、間違いじゃない。

かつて、自分を取り巻く世界の全てを知っていた。
その壁が破れ、乱暴なほどに広大な外で過ごして幾年か。
かつての世界に戻ってきたとき、もう私にはその世界すらわからない。

自分が性質的に苦手で、ともすればしたくない働くこと。
それをするために屁理屈で後付けた言い訳が、一つ、また一つと失われる。
でももう、働くことを止めることはできないさ。
星が自転を止められない程度に、そういう性質になったのだから。

物を見る視点の高さが変わったのか。
経験で想像力が高まったのか。
いいえきっと、知っていたものを少しずつ忘れて、新しいものと戦っていたのだ。

喜びを丸め固めて含ませて。
舌の上溶かして甘く楽しめばいいものを。
味わい尽くすこともなく、さながら作業のように。
あったこととして、摂取するだけ。

喉を詰まらせるのが、怖い。
大きくなってなお、噎せ返ることが、怖い。
過去の思い出も、今の取り巻く目も、すべて引っくるめて。
無様さを自分で感じないために、定石ぶって取る悪手。
上手じゃなくても、これが精一杯。

子供騙しに騙されないと、賢しげに声をあげる悪童。
それが、しあわせに繋がるものではないと知らぬままに。
賢しげなだけで、聡くはなれない分岐に踏み行っちゃって。
この先丸薬を、噛まずに飲み下せるように育つのを願うばかり。

手仕事の先に拵える、形を持った標。
日々それを作り続けた仕事人の所作の美しさ。
しかしその挙動ばかりが独り歩き、やがて作るものより作る姿が売れてしまう。
もうそうなれば、職人の矜持は傷だらけ。

懐かしいような暑さの中で、知らない身の振り方をを試し出す。
それがうまく最適化されると、きっと過去の工程は無駄と消えてしまう。
挑戦自体は怖くない。
楽を求めるのが、ただ怖い。

見て欲しいのは動作ではなく仕事。
手本にされたいのは作ることではなく作るもの。
上手くやってのけるのは若者の仕事で。
自分は、ルーティンをこなすだけ。

伝えられるものは、大半を構成してるところを差っ引いてようやく。
暗闇の中で芝居を見せる程度にと、心得て。

あまり前向きな気持ちになれるところにはない。
それでも大本営なしには戦争は続かないとわかってますよ。
読み上げる原稿を、中心部くらいは信じます。
アレンジされても、意図は意図。

在って当然。
泥を味わった口で吐く綺麗事も。
弓の雨降る死地への陽気な行進も。
逆さを向き出す金太郎飴だって、居てもいいでしょ。

深く掘り続ければ駆けずり回らなくて済む。
広く探し歩けば穿繰り返さなくて済む。
どっちでも、自信のある方どうぞ。
ただし、行き当たるまではどちらも留めなしだけど。

なんにもこなせてないけれど、山二つばかり片付けた感覚。
息吹き返すなら、今しかない。
そう感じるうちに、水面に出てふかぶかと呼吸しないとだ。
まずは明日、考えながら遠くへ行って、吸い込めればいいけど。

底の抜けた先か柵を越えた先か。
救ってくれるのは、そこに辿り着いたとき。
いいえ、そういう先があると信じていられることだけで。

解れば出来るわけではない。
出来れば伝わるわけでもない。
それが、どんなに救いか。
きっと、解らない。

当たり前である、ということの難しさ。
必要なかったり、必要とされたり。
それでもきっと、何かの褒美を感じられるから。
だから世界は、しばらく空の下。

もういい加減悪球ばかり狙って、打ち損じて戻ってくるな。
ど真ん中をものにできない、そのエクスキューズのために演じるくらいなら。
せめてその身にぶつけて貰え。

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