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淋しいと死んじゃうんだそうな。 次はどこへ行こう。
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水桶に浮かべた二つの色が、混じり合わずに入り乱れ。
潜ろうとする無地に、曖昧なまま模様を残す。
あるいは期待であるいは絶望。
どちらか一色に、染め上げられない。

調子良く偉そうなことばかり言っちゃって。
昔吐いてた自分像とやらから、どんどん生臭く変わっていく。
いいさこんな身になったからには。
鼻をもぐまで、匂い立ててみてしまえ。

居てくれて良かった、なんて解呪のつもり?
その先お役御免も、引き続き足留めされるのも。
どちらもどちらも、望んではいない。
呪われたなら、意識飛ぶまで付き合い徹せ。

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吸収したそれは、感情。
排出したそれも、感情。
多くの行き交う情報を、濾して留めて余分は捨てて。
そこの機能不全は、成長ではなく成人病。

覚悟していたものは穏やかで。
信じていたものは荒々しく。
なんともパラメータ配分を間違えたような、年度の瀬。
またも痺れる左手だけが、いつも通りでほっとする。
待ったは効かないから、滑り込むように振ってみるか。

文字に音に絵に人に。
触れなくても触られているような騒がしさ。
心地好いところに、心地好い温度で当たるものは、覚えておいて損はない。
次もフロアーを踏むときは、それを探してみればいい。

摩擦のない世界で、慣性で飛び続ける物体。
同じ軌道を追いかけて、追い付こうとしてみても。
等速で動くことしかできず、いつまでも距離は縮まらない。
引力も斥力もない中で、ただ彗星の衛星のようにひたり後に従うだけ。
結局は、摩擦待ち。

思いの外というか思い通りというか、予定していたよりは後手に回るスケジュール感。
いやいやおかげで見届け人も勤まるというもの。
後を濁したって、飛び出すとわかっているのだから。
どうせなら水面に波紋も立てぬ、ぬるりとした射出を。

わかってほしくなんかないんだと、わかってほしい。
何重もの嘘で組まれた知恵の輪玩具を解くのは。
大人か子供か、どちらが速いかね。

瞳のない達磨に墨をぐるり。
視線ひとつで息吹を与え、閧の声まで響かせる。

日向は不安で、日陰は寒い。
そう思って、あったかい日陰を作って、ぬくぬく安心してばかり。
悪いことじゃないけれど、熱源が尽きたらどうしよう。
打てる手を用意するために、見とくといいものはいっぱいある。

瞳のない画竜に墨をちょん。
視線ひとつで躍動を与え、壁を抜け出し天目指し飛ぶ。

外されるのは不愉快で、正鵠を突かれるのは不快。
それでも矢面に晒されこの身を的に狙われはしたいので。
どうか縁取る外黒、円く綺麗に射抜いてよ。
輪郭に、技術点を用意するからさ。

似た杵柄握って振り下ろすようで、その実構成はがらりと違う。
とはいえ、立ててもらえた道標を巡る競技性は同じかなと。
合わない装備と走りにくい足場で元より記録は出せないけど、その分。
どこでも迷子にならない能力が、終わりに獲られているといい。
コンパス渡されちゃったからには、辿り着かないと。

突き立った矢を抜いて、張り替えて。
また元に戻したときに、ずれのないよう。
位置をごまかしも本質を隠しもしないよう。
射手との距離を、変えぬよう。

詩歌を綴って連ねた十重二十重の翠葉。
じきに朽ちて捲れず、読むこともできなくなると判っていて。
それでも続く創作は、その時々に入魂するのは。
一首一首に詠んだ想いにこそ、揺るがないものを感じられるから。

あんまりらしさのない形で、今年が滑り出してる。
慣れないことばかり選んでみて、しっくりきてもなければしっかり手応えもないけど。
きっと、振れ幅の外まで変われてる弊害。
性質改め、さてまずは春を目指す。

枯草色がただ哀しいとは思わない。
往時に青々と活きていた、瑞々しさは見る影がなくても。
次代を肥やし育むための、次なる使命を帯びたんだもの。
揺るがぬ想いを懐かしむばかりじゃいられない。

肌は感じているはずなのに、頭がそれを否定する。
そんな感覚は、得られるはずはないのだと。
いつか触れたことまでも、忘れたではなくわからなかったことにして。
そして手は何も掴めず、足は立ち堪えられなくなっていく。

年の瀬の追い詰められ感は、辛くもありながら少し安心する。
容赦なく切られている一年という期限に向けて、不格好でも誰もが等しく着地するしかないのは。
不格好である自分を受け入れるこの上ない理由。
後ろ楯がある分、不恰好に散らかして大掃除もしなきゃ。

あるものをないことにする理性が語る人生に、なんの現実味があるのやら。

釣果を焦って何本も針を仕掛けて下ろしてみても。
焦る気持ちが揺らして見えて、ばたつく足音に寄り付く魚なし。
一網打尽を狙えるような、手広い得物もないからには。
ひとつひとつ、手応え頼りに釣り積み上げることでしか。

季節の変わり目で体調不良とか、ベタすぎてつまらない。
もっと裏をかいて。
もっと面白く。
もっと奇に傾いで。
なんて欲をかいても、崩れるときは真正直に崩れるのが人間よな。

豪華な尾頭付きで饗してあげたくて。
そう願うなればこそ、欲をかかずに。
決して怒らず静かに笑い。
糸を垂らす時は、太公望になる。

飛ぶ方法はわかっていても、飛べるメカニズムはわからない。
地に留まる鳥はきっと、理屈のつかないものなんて不安で頼れず。
受け入れてしまえば身軽になるそれを、重石代わりに背負い続けた象徴。
重さに留められた次元で、安心するために。

嫌になるほど都合良く期待頂いて。
かけられる合いの手の発声は、助力としては心細くて。
それでもピリオドのある謝恩会と思ってやらなきゃね。
期待されてる自分に、期待してみないとか。

偏屈の鎧を脱いで、いつ崩れるとも知らぬ経験則任せに大空を飛ぶには。
今はまだ勇気が足りない。

かたちないものを設計して、効果を具現化する。
触れたい感情も、欲しい言葉も、作り込みの上で手にするもの。
その希求もなしに、自分の欲を語ってぽんと与えられてもね。
悲惨な出来事をあって当たり前と、さらりと言えた時がようやく充ちた時。

古いフィルム映画のような褪せた色味と、厳しさのない熱の秋。
次にこの場で同じ季節を迎えることはないと知ってなお、使命感も焦燥感も湧いてこない。
もう一度、居住まいを正して。
やるべきことを、きっちり知るところから始めましょう。

愛しい他人がしあわせでありますように。
そう願っていたのが、自分が不幸せなら相対的に相手が幸せに見えるもんだから。
手っ取り早さに逃げて、痛い目にあって見せてに形骸化。
当たり前な悲惨では、誰もしあわせにしていない。

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