＃ 言霊リサイクル

過去は変えられないけれど、それを評価する言葉は変えられる。
評価が変われば、認識が変わる。
認識が変わったら、過去は変わっている。
事実と認識なんて、どうせ別物なんだったら。

工場勤め開始。
少年時代に輪転機のご機嫌取りしてたときの杵柄が活きるやもでわくわく。
それでなくても、きっと好みの業務。
おとこのこですもの。

＃ ガラスの枕の冷たさに

４年前、あなたは評価されたいと泣きました。
２年前、あなたは評価されたことに泣きました。
今、あなたは評価された思い出に縋って泣くのですか？

やべぇ周りがいい人揃いすぎる。
友達が車で出るらしいからと誘ってくれたり。
買い物行こうとしたらわざわざ外出てチャリ貸してくれたり。
恵まれ継続。
本当に、生かされて甘えて生きてる熱帯魚。

さて俺は何をか為さんや。
胡座かいてると、足が腐るぞ。

＃ Reboot switch

晴れの日に胸を押されて。
流し見る映像も弾けるよう。

もしも自分がもう一人いたら、そして会ったらどうなるかという問いに、昔は否定的な回答しかできなかった。
明らかにバリュー食い合うし、それでなくてもなんとはなしいらいらするだろうなとか思うし。
ただ今ならむしろうまく可愛がりながらよろしくできる気がする。
そんな自分は自己愛のかたまり。

短期決戦なら、１＋１は２を越してく。
相補こそは、ほしいもの。

＃ ポートレート主義

風吹き込んでどこへ行く。
狭い部屋へと吹き込んで。
抜ける先なくくるくるり。

異動初日終了。
時間の枠が変わりすぎて持て余しそう。
無為に食い潰そうと思えばできるだろうし。
いやでもまずは固めにゃね。
寝転がるにも、それだけの面積を。

＃ 家を出たらどこへ帰ろう

じっとりと浮きだす汗のように懐かしく。
冷や汗とも脂汗とも。
ものは言いよう。

完全に装備が足りないままの中ボス戦。
女神の息吹で、後押しされるように手を合わせましょう。
甘えたっていいんだから。

自己紹介する夢を見た。
ビビりすぎな感はあるがさすが俺、心の準備に抜かりねぇ！

＃ みたままを

泳いで砕いてまた渡って。
つまるところはただのいい人。
その程度だ。

準備するという名目が、何も為さない一日。
しょっぱいね。
心が抵抗してるのか、単に何も考えてないのか。
いやいやまだ遊び足りない。

やっぱり会うと、可愛がりたいと思っちゃうんな。

＃ Life regulator

浮足立った街は懐かしくもちょっと怖くて。
ああこれが嬉し恥ずかし。

いなくなってから二度目の春の高田馬場。
俺が知る人も、俺を知る人も少なくなって。
そんな中で何に巡り会えるかしら。

まずは身の丈を越えても祝福を。

＃ 気まぐれパニッシャー

自分を追い込むのは、規定した自分のイメージ。
責任感は、イメージを遂行するための機能。
いうほど周りは、見も求めもしてないのにね。

バッジも上着も返上して、さあ肩書きと名刺をいただきに。
区切りな以上は、きっちりして参りましょう。
ファジーに流そうと思ってた礼儀も、謎の期待を寄せられたからには為さないとだ。
それが、この一年の俺の立ち位置なんしょーよ。

＃ ロードムービーを結ぶように

繰り返し歩んだ道も、歩めなくなる日は来る。
足がなくなるか。
頭がなくなるか。
命がなくなるか。

一年の実習修了。
終わったときに幸せの一言しか残らないのは俺の悪い癖だな。
陳腐でもいいじゃないと、陳腐に煙草をふかしながら慰める。

日々刻々変わり続けた道を作る道すらまだ道半ば。
道を作る仕事はなくならない。

＃ てがみ

形を持つという罪もある。
形作るという喜びもある。
二律背反じゃないやい。

感謝の手紙書いたけど糊付けしようと思ったらポケムヒだった。
素直さは強さと思ってから、直球のメッセージが増えたけど、そもそもそんなこと考えてる時点で素直じゃないという残念ぶり。
まあいいやね。
一から十まで、否定はさせねー。

あとは渡せるか。
まあ運に任せる博打もいいっしょ。